より良い収益を得る
Crest Foods社は、AXIS Camera StationとAxisカメラ、ネットワークドアステーション、ドアコントローラーを使用して食料品チェーンのセキュリティをアップグレードし、店舗縮小の抑制、事故の防止、売上の増加、従業員のトレーニングと安全性の向上を実現しています。
高く積み上げて安く売る
Crest Foods社は、オクラホマ州にある家族経営の食料品店チェーンで、1946年にNick Harroz, Jr.氏によって設立されました。ただし、中西部市での最初の食品マーケットの成功は、Nicola Harroz, Seniorが家族の最初の食料品店を開店した1929年にさかのぼります。「高く積み上げて、安く売る」という基本理念に基づいています。現在、家族の三代目によって運営されているこのチェーンは、州全体で9店舗に成長し、現在10店舗目が建設中です。
コストを抑えるために、このチェーンはメーカーから直接購入し、広告や高価な飾りや宣伝広告に多額の費用をかけません。 その一方で、さまざまな商品を低価格で提供し、顧客を家族のように大切にしています。
「私たちは、顧客を大切にすることに関して高いハードルを設定しているため、特にセキュリティソリューションプロバイダーに関しては、ベンダーにも同じレベルのカスタマーサービスを期待するようになりました」と、Crest Foods社の安全コーディネーターであるEric Lollar氏は語っています。
万引きをしようとする人、駐車場での接触事故、通路での危険物の流出など、Axisのカメラは優れたフォレンジック用の詳細を提供してくれます。 しかし、私がAxisを選んだ理由は、その優れた顧客サービスにもあります。
より良いセキュリティ、より良いサービスのためのショッピング
Crest Foods社がアナログからデジタルセキュリティカメラシステムに切り替えたとき、それはチェーン店にとって大きなステップアップになると思いました。 「しかし、時間の経過とともに、ベンダーが我々の利益を最優先していないことが明らかになりました」とLollar氏は述べています。たとえば、カメラステーションやDVRが故障した場合、ベンダーが修理して送り返し、システムに再インストールするまでに6週間かかることがあります。 苛立ちを覚えたLollar氏は、関係を見直す時期が来たと判断しました。
Lollar氏は、グローバルシステムインテグレーターでありAxisのパートナーであるConvergint Technologies社と協力して、老朽化したカメラとビデオ管理システムを、より先進的で信頼性の高いAxisのテクノロジーに計画的に置き換え始めました。 現在、同社は約1,300台のAxisカメラと47台のAxisネットワークビデオレコーダーを食料品チェーン全体に配備しています。 カメラは、AXIS Camera Stationビデオ管理ソフトウェア (VMS) で管理されています。
食料品店、駐車場、倉庫全体に配置されたAxisカメラモデルの組み合わせは、監視対象エリアの多様性を反映しています。 駐車場をカバーする4Kバレット型カメラ、歩道を見下ろすマルチセンサーパノラマカメラ、倉庫内のワイドダイナミックレンジドームカメラ、食料品の通路やセルフレジ用のミニドームカメラなど、さまざまなカメラがあります。
「これらのカメラで撮影されたビデオは、低照度下でも非常に鮮明で、フォレンジック捜査に大いに役立っています」とLollar氏は語っています。 「また、カメラ表示の操作は、以前のシステムよりはるかに簡単になりました。 警備員がカメラ表示上でズームインしたいときは、マウスをクリックしてドラッグするだけで済みます」。
また、AXIS Camera Stationを使用すると、インシデントビデオの検索が非常に簡単になると指摘しています。 「私たちの古いVMSでは、必要なセグメントを再生するために多くの複雑な手順が必要でした」と、Lollar氏は断言しています。 「AXIS Camera Stationの方が、使い勝手がはるかに速いことがわかりました」。
カスタマーサポートもまた対照的です。 「ソフトウェアについて電話や電子メールでAxisテクニカルサービスに問い合わせると、いつも知識のある人が丁寧に教えてくれます」と、Lollar氏は語っています。 「通常はその日のうちに回答を得ることができ、場合によっては数分で回答が得られることも気に入っています」。
底値価格の維持
万引き、転倒、盗難小切手や盗難クレジットカードを使用している顧客、駐車場でのショッピングカートの放置や車の破損など、営業コストを押し上げる問題を未然に防ぐために、Crest Foods社はカメラを活用して食料品の価格を抑えています。
「食料品店では万引きがよくあります」とLollar氏は認めています。 「Axisカメラで録画したビデオのフォレンジック的品質により、万引き犯の顔をしっかりと撮影できるだけでなく、犯人が棚から取ってポケットやズボンに入れたものも確認することができます」。そのため、警備員がその人物を引き留めた場合、否定する余地はありません。
店側が万引き犯を早く捕まえることができるだけでなく、万引き犯が逃げたとしても、警備員がその人物の写真をプリントアウトして、警察官が犯人を探し出すのに利用することができます。 「運が良ければ、Axisの駐車場用カメラが、運転していた車のナンバープレートとメーカーやモデルをキャプチャーし、それらの画像も送信するかもしれません」とLollar氏は述べています。
盗まれた小切手やクレジットカードの場合、小切手やカードが不正に使用されたと判断されるまでに数週間かかることがあるため、タイムラインが少し異なります。 「その場合、レジの取引ログを確認して、いつ購入したかを確認し、その情報をもとに犯人のビデオの検索条件を絞り込みます」と、Lollar氏は説明しています。
Axisカメラを戦略的に配置することで、無料スナックバーのような陳列品を食べようとする人々をセキュリティで阻止することができました。 店長は、滑って転ぶのを防ぐために、凍結した歩道の融氷処理が必要な時期を目視で確認していました。 また、こぼれた液体や、保管スタッフが片付けなければならないその他の危険など、安全上の問題も確認していました。
「お客様や従業員の安全と安心は、事故や事件が起きている問題箇所を特定し、誰がそれを行っているのか、なぜそれが起きているのかを把握し、是正措置を講じることができるかどうかにかかっています」と、Lollar氏は述べています。
かつてバックルームカメラで、どのフォークリフトドライバーがトレーラーに穴をあけたかを録画していたところ、店長はそのドライバーを再教育し、今後の被害を防ぐことができました。 カメラに映った数人の従業員が、通路に落ちているゴミやこぼれた商品を横取りしたとき、店長は従業員と一緒に映像を確認し、「良い顧客サービスには、お店を安全で魅力的な場所に保つための協力も含まれている」ということを思い出させました。
Lollar氏は、Axisホーンスピーカーを使用して、特定の食料品売り場の買い物客に商品の特売情報を伝えたり、店内全体にアナウンスすることなく従業員を呼び出したりすることを計画しています。 「また、駐車場の音声アラートを設定するだけで済むのもいいですね」と、Lollar氏は語っています。 「そのため、トラックの通行が多い、部屋の裏側など、立ち入れない場所にいる人を見つけたら、スピーカーで呼びかけ、注意を喚起したり、そのエリアから離れるように促したりすることができます」。
オペレーションセンターの保護
また、給与計算などの業務部門がある食料品チェーン店のオフィスのセキュリティも重要なポイントでした。 「そのような場所に不特定多数の人が押しかけ、従業員を非難したり脅したりするのを防ぎたかったのです」と、Lollar氏は述べています。
より安全な職場環境を作るために、Lollar氏はAxisのドアコントローラーでこれらのオフィスへの4つのドアを保護しました。 また、カードリーダーを内蔵したAxisインターコムを設置し、誰がドアにいるのかがわかるようにエリアを監視しました。 「今では、アクセスコードを持っているか、フォブを使わないと入れないので、そういう社員は争いを避けることができます」と、Lollar氏は語っています。 「セキュリティが強化されたことで、より安心感が増しました」。
トップクラスの安全とセキュリティの維持
Crest Foods社がオクラホマ州全域で事業を拡大し続ける中、Lollar氏は、Axisテクノロジーが、顧客と従業員に最高の安全性とセキュリティを提供しながら、低価格を維持する食料品チェーンに役立つ方法を探しています。
「Axisは常に新しい機能をカメラに追加しており、イベントへの対応についてより良い判断を下すことができる点が気に入っています」とLollar氏は述べています。 「劣悪な照明環境でも見やすくするための卓越した低照度機能、ワイドダイナミックレンジ、ビデオ保持容量を増やすAxis Zipstream テクノロジーによる圧縮など、私たちのビジネスに役立つ最高級のソリューションを提供するAxisに期待しています」。
