Martin Luther King JR. Community Hospital entrance.
医療

マーティン・ルーサー・キングJr.コミュニティ病院が実践する、セキュリティに対する積極的なアプローチ。

組織: マーティン・ルーサー・キングJr.コミュニティ病院
場所: カリフォルニア州、ロサンゼルス, 米国
顧客のニーズ: アクセス管理, 公共の安全, Compliance and liability, 健康、安全および環境 (HSE), 音声検知
カリフォルニア州、ロサンゼルス, 米国, 

医療センターでは、高度な分析技術と統合されたネットワークカメラを使用して、患者とスタッフの安全を確保しています。


包括的なネットワークカメラソリューションを展開するMLKCH

病院や医療施設にとってセキュリティは常に最優先事項ですが、治安の悪い都市中心部の病院は、患者、スタッフ、訪問者の安全確保の点で、さまざまな特別な課題に直面しています。 マーティン・ルーサー・キングJr.コミュニティ病院 (MLKCH) は、2013年の設立以来、安全でセキュリティの高い施設としての評判を確立していますが、このロサンゼルス南部にある医療施設の管理者は、その安全な環境を維持するための措置を講じることの重要性を認識していました。 そのために、病院は最近、セキュリティサービスの大幅なアップグレードをAxis Communicationsに依頼しました。

「私たちは常にAxis製品を院内に設置してきました」と、マーティン・ルーサー・キングJr.コミュニティ病院のサポートサービスディレクターであるMark Reed氏は説明します。 「Axisとは素晴らしい関係を築いています。 私たちの包括的なセキュリティシステムでは、病院全体のさまざまなホールにAxisネットワークカメラを配備しており、過去2年間に数々のアップグレードを確認してきました」

Exterior of Martin Luther King JR. Community Hospital, road and palm trees in front.

病院は最近、ビデオインターカムシステム全体を、Axisが提供する2N®ビデオインターカムシステムに移行しました。これにより、アクセスコントロール箇所での双方向ビデオ通信が可能になり、セキュリティ担当者は入ろうとしている人々をより効果的にスクリーニングできます。 この改善を通じて、MLKCHでは、許可された担当者のみが入れるよう制限することにより、産科病棟など注意の必要なエリアをより適切に保護できるようになりました。

人の出入りの激しい共用エリアにAxis IPカメラを導入することで、病院はすべり、つまずき、転倒の原因を突き止め、責任を軽減することもできました。 この特別な使用方法により、詐欺的な責任訴訟が起きた場合に病院は数万ドルを節約できる可能性があり、そのリソースを患者の治療と保護に再配分できます。

将来の安全性をさらに高める計画的アップグレード

MLKCHは、IPカメラとビデオ管理機能の最近のアップグレードに加え、Axisと協力して、病院の敷地をより適切に保護するのに役立つ他の新しいテクノロジーを特定しました。米国労働安全衛生局 (OSHA) によると、深刻な職場内暴力のリスクは、医療従事者の場合、他の業界のほぼ4倍であり、潜在的に攻撃的な行動または危険な行動を特定することは、病院が、患者だけでなく従業員の保護を強化するのに役立ちます。

「現在、私たちはAxis CommunicationsのパートナーソリューションであるSound Intelligenceの設置を進めています。これは、救急処置室、メインロビー、カフェテリアでの攻撃検知と銃声検知を実現するものです」とReed氏は説明します。 「銃声だけでなく、攻撃や窓の破壊も検知します。 当院にとって攻撃検知は素晴らしいソリューションになると考えています」

Path surrounded by blue decorations and palm trees, between glass buildings.

MLKCHでは、人の出入りが激しい高ストレス環境でSound Intelligence分析をAxisカメラと統合することにより、そのセキュリティシステムを使って、ビデオベースのIPカメラよりも迅速に脅威を検知できるようになります。 攻撃的な行動を検知する機能を使用することで、病院スタッフは、危険な状況がエスカレートする前にその状況に対処できます。 また、病院では、許可された担当者をシステムが認識し、潜在的な侵入者を発見した場合はセキュリティアラートを発することができるように、特にアクセスが制限されたエリアでの顔認識技術の実装を検討しています。

Glass building with parts in different heights, viewed from below.

病院の敷地を常に保護することが最も重要であるため、MLKCHでは、通常の時間外に活動がほとんどないバックドックやその他のエリアに、レーダー検知技術を導入することも検討しています。 レーダー検知では、人や物を検知し、その正確な座標をエリア内のIPカメラに送信できます。これにより、セキュリティチームが手動で操作することなく、潜在的な侵入者が自動的に拡大表示されます。 さらに、セキュリティチームに対してリアルタイムのアラートを発することができます。これは、MLKCHが特に関心を持っている機能です。

Axisとは素晴らしい関係を築いています。 私たちの包括的なセキュリティシステムでは、病院全体のさまざまなホールにAxisネットワークカメラを配備しており、過去2年間に数々のアップグレードを確認してきました。今後さらにアップグレードの実施を計画しています。 また、最近、ビデオインターカムシステムをAxisが提供する2Nソリューションに移行しましたが、これには非常に満足しています。
マーティン・ルーサー・キングJr.コミュニティ病院、サポートサービスディレクター、Mark Reed氏。

より個人に合わせた治療の実現

MLKCHが展開を検討しているもう1つのテクノロジーは、患者監視技術です。 MLKCHではネットワークカメラによる共有エリアの安全な監視については非常に成功していますが、病室にカメラを設置することには抵抗があります。 サーマルカメラのような技術を使用すると、患者のプライバシーやアイデンティティを犠牲にすることなく、リスクの高い患者のより高度な保護を実現できます。そのため、将来的には、このようなカメラが病室に設置される可能性があります。

「患者の監視は、ベッドからの患者の転落を防止するのに役立つ可能性があります」とReed氏は言います。 「私たちは、この件について話し会い、 このようなカメラを高リスクの患者の病室に設置した場合、患者が転落する前に病室に駆けつけて、転落を未然に防ぐのに役立つかどうかを検討しています」

Hope emergency center sign, building from outside.

今後を見据えたMLKCHの姿勢からわかるように、この病院が、現在のネットワークソリューションの成功から、他の新しいテクノロジーの活用に踏み切る自信を得たことは明らかです。 注意の必要なエリアを潜在的な侵入者から守るため、あるいは、難しい症状の患者や高リスクの患者に関して、患者本人または他の人々にとって潜在的に危険な状況が生じるのを防ぐためなど、MLKCHは、これからもAxis Communicationsとの関係に基づいて、現在と将来の病院の安全性とセキュリティの改善機会を得ていくことでしょう。

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Close up of a young girl with teddy bear

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