認証方法

アクセスは、利便性が高くセキュリティレベルが低い認証情報、および高いセキュリティレベルを持つ認証情報 (単一または多要素認証方法) のいずれかを使用して許可することができます。
 

• 単一要素認証
  この認証方法では、ユーザーのIDを確認するために1つの形式の検証のみが必要です。 この情報は通常、ユーザーが知っている情報であり、たとえばPINコードがあります。 

• 多要素認証
  この認証方法では、PINとキーカードを組み合わせるなど、2つ以上の認証情報を組み合わせます。 さまざまな認証情報を用いた複数の検証方法を要求することで、セキュリティを向上させ、アクセスコントロールシステムが事前に設定されたプロトコルに基づいて効果的にIDを確認し、アクセスを許可または制限できるようにします。
  
  単一要素認証または多要素認証を使用してアクセスを設定できる柔軟性により、オペレーターは適切なレベルのセキュリティを簡単に確保することができます。 たとえば、日中は、フロント受付デスクのあるオフィスでは、個人が入室する際にフォブキーのみを使用する必要があるようにすることもできます。 ただし、営業時間外にオフィスが閉まっている場合は、より高いレベルのセキュリティを確保するために、フォブキーとPINコードの両方を要求する多要素認証を設定できます。 さらに、認証情報には期限があるため、ユーザーは一定期間内に認証情報を使用する必要があり、一定期間を過ぎると認証情報は無効になります。

   

• RFIDリーダー - AXIS A4020-EとAXIS A4120-E
   
• AXIS Barcode Reader - この拡張可能で簡単にインストールできるエッジベースのアプリケーションは、特定のAxisカメラと、カメラ内蔵のビデオインターコムをQR Code®リーダーに変換し、コスト効率が高く信頼性の高いアクセスコントロールを実現します。 オンラインアプリストアから無料でダウンロードできます。
   
• AXIS License Plate Verifier - このアプリケーションは車両アクセスなどの多様な交通アプリケーション向けに、AIを活用したリアルタイムのナンバープレート認識機能を提供します。
   

これらのアプリケーションをAxisの装置と組み合わせて使用して、モバイルアクセスコントロールソリューションを構築することもできます。 詳細情報。
 

暗号化された通信

Axisアプリケーションおよび装置は、ドアの安全な側に取り付けられたAxisネットワークドアコントローラーと、カードリーダーを使用するなど、ドアの安全でない側からのアクセスに使用されるさまざまな認証情報方法との間の通信を暗号化するOSDP (Open Supervised Device Protocol) セキュアチャンネルをサポートしています。