セアラー州政府が刑務所の監視用としてアクシスカメラを導入。
刑務所での監視ソリューションによる効率性の強化と生産性の最適化。
ミッション
セアラー州司法・市民生活局 (Sejus-CE) は、ブラジルのセアラー州に所在する刑務所のシステムの多くを遠隔制御するビデオ監視ソリューションを導入するため、フォルタレザの同局本部内にIP監視映像の集中管理室を設置しました。これにより、高品質の画像、遠隔管理、およびリアルタイムでの画像へのアクセスが可能になります。 現在、集中管理室ではイタチンガの一時拘留施設2、3、4と、クラト、ジャティ、ソブラルの各都市に所在する州立刑務所、およびパカトゥバ州立刑務所を含む、主要な州立刑務所の監視を行っています。
解決策
インテグレーターであるImagem Segurançaにより、映像監視の新しいモデルがSejus本部に導入されしました。これにより州立刑務所システムのセキュリティが大幅に強化されると同時に、当局の技術チームワークも最大化されます。 このシステムは、監視ステーションと各刑務所内に設置された500台以上のカメラで構成されており、24時間体制で遠隔監視を行っています。
製造メーカーであるアクシスコミュニケーションズのポートフォリオから、 AXIS 233D、AXIS 211M、AXIS 215 PTZ-E、AXIS M1011、AXIS Q6032-E、AXIS M1054、AXIS P1344-E、およびAXIS P5534-Eの各モデルが内外環境に導入されました。 アクシスのソリューションは、ISSで選択されたビデオ管理ソフトウェアによって補完されました。これにより、事前構成された画像やアラームを録画できます。
結果
このプロジェクトは、Sejusに多くのメリットをもたらしました。 中でも際立っていたのが、 州立刑務所のセキュリティシステムの映像管理を一元化したこと、IT担当者の生産性を最適化したこと、刑務所のリアルタイムでの管理、高品質の画像と視覚警報および警報器から成るシステムにより脱獄や暴動に関連する予防措置を取れるようになったことです。
インテグレーターであるImagem Segurançaは、クラト、ジャティ、ソブラルの各都市に所在する州立刑務所、およびパカトゥバ州立刑務所に設置されたCPPLの各ユニットにアクシスの特定モデルのIPカメラを実装しました。 プロジェクトには、さまざまなシーンを録画して分析できるメガピクセルカメラが含まれています。 拘留環境であるため、さまざまな照明条件で録画された画像を高精細に遠隔監視できるシステム、特に映像に合わせて音声も録音できるシステムを導入する必要がありました。
CCTVを介した監視により、Sejusでは各施設を日々監視し、潜在的な脱獄の試みや刑務所システム内で発生する可能性のあるその他の異常を抑止しながらインテリジェントかつ優れたセキュリティ措置を取れるようになりました。アクシス製品の高品質な監視画像と音声による効果的なソリューションのおかげです。
カメラは、刑務所周辺、外部、および立ち入りエリアのみならず、各施設の管理エリアにも設置されました。 セアラー州司法・市民生活局の使命は、完全な市民権および人権を促進することにあります。 その使命を果たすためには、刑の執行や権限の自由な行使を確保するだけでなく、セアラー州刑務所システムの維持、監督、調整、制御、セキュリティおよび管理を行うことがSejusの義務です。
法制度、防衛、市民権および憲法により保証された内容を維持するという州の政策を監督および履行することが、Sejus-CEの責任です。 また、市民的、政治的、社会的および経済的権利、市民の自由、平等な権利と機会の促進に関する調査を行い、対策について提案することも、当局の責任となります。